コラム
初めまして。塗装と出会って人生が変わった私からの挨拶
地元姫路で外壁と屋根の塗装屋を営む「はまだ真心塗装組 代表の濱田 真央」と申します。姫路で生まれ、姫路で育ちました。
私の親族は塗装業ではなく、美容師や理容師の家系でした。正直に言いますと、当初は美容師になりたいと思っていました。なぜかって? 美容師は女性にモテるし、オシャレな場所で暑い時は涼しく、寒
い時は暖かい。最高だ!と思っていました。(美容師や理容師の方々、失礼しました。)
しかし、当時の私はいい加減でやんちゃな人間でした。せっかく入学した美容学校もやめ、社会に出てからは仕事を転々としました。将来について悩んでいた時、友人からのアドバイスで塗装業に入ることにしましたが、その理由は「塗るだけなら簡単だろう」という浅はかなものでした。
実際に始めてみると、先輩職人の丁寧で細かい仕事を見てショックを受けました。 私は先輩職人のように上手く塗れないことに対して悔しくて涙がこぼれ落ちました。
でも、私はいい加減な人間でしたが、負けることが大嫌いなんです。その日から朝早くから夜遅くまで一生懸命働きました。 親方に認められたいという思いから技術も習得しました。真剣に仕事に取り組
んでいくうちに、先輩たちに負けない自信と技術を身につけることができました。
それで、平成28年の7月に思い切って独立しました。お店の名前は「はまだ真心塗装組」です。名前は覚えやすくて、お家を真心込めて塗りたいという気持ちを込めて名付けました。
小さな会社ですが、お客様からの指名もいただけ、希望に満ちたス
タートを切れたと確信しました。
ところが、現実はそんなに甘くありませんでした。
私は商売の素人でした。足りない売上を補うために、独立後は大手企業の下請けもしましたが、受け取った金額は受注金額の半分以下でした。
でも、手抜き工事は絶対にしたくなかったんです。だから仕事の数を増やすしかなかったんですが、頑張れば頑張るほど、なんだかんだで赤字になることもありました。独立後に結婚もして子供も生まれた
のに、将来を考えると身も心も疲れ切って、何度もくじけそうになりました。
そんなとき、妻は「自分の技術を信じて」「現状を変えないと努力が報われないよ」と励ましてくれました。その言葉に勇気をもらって、下請けをやめ、名刺をポストに入れたり、 現場の近くで声をかけた
りと、営業活動にも取り組みました。
ただひたすらに、がむしゃらに「毎日」を走り続けていった時…
すると、独立してから5年が経った頃から、私たちの仕事が徐々に知られるようになり、お客様から直接依頼をいただけるようになりました。
ありがたいことに、「仕事が丁寧だね」というお言葉もたくさんいただけています。 また、ハウスメーカーの相場よりも3割~4割ほど安いというご評価をいただくこともあります。
しかし、私は安さをウリにする仕事はしたくありません。塗装は目に見えない手間を加えることで、10年後に大きな見た目の違いが現れるものです。
はまだ真心塗装組の施工には少し時間がかかることもあるかもしれませんが、他の業者には負けない自信があります。これまでの9年間で500棟以上の施工実績に基づいた知識と経験、最適な塗料選定により、最高の仕上がりを提供できる自負があります。
時間がかかることは利益率など経営の観点からは誤っているかもしれません。しかし、私は塗装の品質へのこだわりを捨てることはできません。
私には4歳の娘と2歳の息子がいます。この子たちが大きくなった時、「この家はお父さんが塗ったんやで!」 と言って誇りに思ってもらいたいです。「お父さん、かっこいい!」と言われたいです。
私の夢は、姫路で最も信頼される塗装屋になることです。この仕事は、評判と信頼が大切であると認識しています。だから、私のことを信頼して発注してくださった皆さんを失望させるような仕事はした
くありません。プロとしての誇りを持って、この仕事に取り組んでいます。
そして、塗装が終わった後が私たちとお客様の関係の本当のスタートだと考えています。お客様から「迅速な対応と高品質な仕事に満足した」とか「はまだ真心塗装組に頼んでよかった」と言っていただけ
るよう、これからも頑張ります。
最近ではお客様から「私の子供を見ているようだ。応援しています」「これからも会社を大きくしてほしい」といった嬉しいお言葉をいただけるようになりました。
私たちは、塗装を通じて、皆さんの大切なお家とご家族を笑顔にしたいと考えています。外壁塗装でお悩みの方はぜひご連絡ください。
私は逃げも隠れもしません。 生まれ育った姫路の地で人生を賭けて、この仕事を続ける覚悟があります。
どうか、よろしくお願いいたします。